安達太良山に湧く湯沢で野湯遊び。

福島野湯めぐり第二弾は安達太良山の中腹に湧き出す湯沢「沼尻」です。
今回は福島の某所にて、特に温泉(野湯)マニアでもない方々と合流し沼尻を目指します。

沼尻温泉街からスキー場のゲレンデに向かう林道に入り、あとは道に沿ってゲレンデを登っていくと安達太良山登山口の駐車場に突き当ります。
ここに車を駐車し、ここからは登山道を歩いて向かいます。
ここもまた会津磐梯山同様、駐車場にはもう既にかなりの車が駐車しています。

私以外のメンバーは野湯初体験という事で、おのずと私がリーダーのようなものとなり、先頭を歩きいざ出発。
野湯に向かう時っていつもテンション高めなのですが、前日呑みすぎた感もあり、気持ちの良い二日酔いのためか、いつもにも増してテンションが高めなのが自分でもわかります。
登山を開始して5分程した頃でしょうか、以前ネットでこの野湯を見た事があるというメンバーから「道が違うのでは?」との指摘を受け、安達太良山頂上へと続く登山道へと歩を進めていたことに気付き、慌てて戻った次第です。
何度も訪れている馴れと、二日酔いのせいでしょうか、しょっぱなからリーダー失格です。

メンバーのテンションが落ちないように、「ここを登り切ったら湯けむりが見えてくる」とか、「あと何分くらいで到着する」とか、多少ガセネタを織り交ぜながら観光バスガイド宜しく皆様を誘導いたします。
やがて、温泉の滝が見えてくると、皆さんのテンションも上々の様でホッといたします。
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しばらく行くと、湯けむりの上がる湯沢が間近に見え、硫黄臭が漂ってきます。
源泉を温泉街まで送る管の中継地点の枡からは大量の源泉がもうもうと湯けむりを上げながら沢へとあふれ出しています。
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先のほうに今は廃墟と化したかつての硫黄取り小屋が見えてきます。
ここまで来れば、沢筋から温泉が自噴する「沼尻野湯」のエリア到着です。
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かつてこの湯沢は上流部まで行けましたが、硫化水素ガスによる死亡事故もあり、現在はこのあたりから先は立ち入り禁止区域となっています。
一応立ち入り禁止の看板は立っておりますが、相手は自然現象、ここは谷底、空気より比重の重い毒ガス「硫化水素」が絶対に溜まらないとは限りません。
つまり、立ち入り禁止の看板の手前なら絶対に命が保証されているわけではありません。
無風の時は注意が必要です。

今回は沢筋に先人も無く、とりあえず道筋にメンバーを残し、私は谷の沢筋へと降りてガスの確認もかねて温泉の湧出地点を探ります。
以前にも入浴したことのある、数人でも入浴する事が出来そうなスポットを「本日の入浴地点」と決め、メンバーを呼び寄せます。
野湯初体験の方ばかりなので、私を見本にしてとばかりに早速岩の上で脱衣し湯船の作成を始めます。

底を掘ったり、木の板で水を堰き止めたりして自分が快適な湯温に調整しつつ皆で入浴を楽しみます。
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皆さんそれぞれ初めての体験を楽しんでいただけたようで、私はさらなる新しいスポット探索へと向かいました。
広い湯船を形成できるスポットは限られていますが、一人で野湯を楽しむに十分なスポットは多数点在し、一日かけても遊びきれません。
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ふと気が付くと、私ともう一人野湯にはまってしまった方以外の方は着替えを初めて帰り支度です。
私がすっかり遊び惚けていたので、帰りたくとも言えずに行動でアピールかな?(笑)
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本日中に東京まで帰る方もいらっしゃるし、遊びにきりがないのでこの辺で帰ることにいたします。
のちに、私と共に最後まで野湯に浸かっていた方が、「本当はあそこで一日中でも遊んでいたかった」と私に打ち明けてくれ、とてもうれしかったな~。

もう何度も訪ねている野湯ですが、行くたびに新しい発見もあり、まだまだ探検しきれていません。
今度またここを訪れる日が今からもう楽しみです。

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