飛騨高山と奥飛騨

松本方面から奥飛騨温泉郷へと向かうのが、いつものルートなのだが、久しぶりに飛騨高山でも行ってみようという事になり、名古屋方面から飛騨高山経由で奥飛騨温泉郷へと向かうことになった。

前回飛騨高山を訪れてから、もう10年ほどが経過し、高速道路から高山へと向かう道筋も新しくなり、町周辺の様子もすっかり様変わりしていた。
駅周辺の観光スポットは以前より増して整備が進み、外国人の多さにも驚きを感じた。
この10年間で、高速道路の整備は進み、セントレア国際空港は開港し、この地も観光化が進んだのでしょう。
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半日ほどかけて街を散策し、土産屋を冷やかしながら、観光気分を味わったが、まだまだほんの町の一部分を歩いただけで、とても観光スポットをすべて回ることはできない。
この後、奥飛騨温泉郷へと向かわねばならない事もあり、後ろ髪を引かれつつも飛騨高山を後にした。

通り慣れていない山道をワクワクしながら登っていくと、いつも見慣れた安房峠の料金所に出た。
勘違いして危うく安房トンネルに入ってしまうところだったが、妻が気付き、事なきを得た。
いつも立ち寄るバスターミナルで休憩。
ここも外国人が増えたな~。

少し早いが予約してある宿のある新穂高温泉へと向かう。
途中、新穂高の湯に立ち寄り、橋の上から覗くと、ズラット淵に沿って入浴者がおり、なかなかの盛況ぶり。
今日は新穂高温泉に泊まりだし、後ですいたころまた来ればいいかと、後にする。

まだチェックインには余裕があるので、露天風呂のあるキャンプ場へと向かう。
入口は空いていて、奥の方ではエンジン音が響いているのだが、いくら呼んでも返答はなし。
仕方ないので、無許可のまま露天風呂を見物に行くと、湯で満たされていた。
こりゃ、入らないわけにはいかないと思って湯船に手を入れてみると、なんと冷たい。
どうやら、湯温を下げるための清水だけが投入され、温泉は止まっているようだ。
いくら水風呂とはいえ、許可なく入浴するわけにもいかず、泣く泣くキャンプ場の露天風呂を後にした。
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まだ日は高いが、そろそろ飛騨高山の地酒屋さんで購入した酒で一杯やりたくなってきたので、本日の宿、「水明館 佳留萱山荘」へと向かう。
大岩を配した混浴の露天風呂は有名で、奥飛騨温泉のシンボル的存在でもあります。
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ほかにも、女性専用露天ぶろ、趣向を凝らした貸切露天ぶろ、男女別内湯があり、そのすべてを堪能するにはそれなりに時間もかかります。

私たちは空いているうちに貸切風呂で入浴する事としました。
フロントにおいてある大きな札のついたカギを借りて入浴するシステムです。
ちなみに貸切風呂に何度でも無料で入浴できるのは泊り客のみの特権で、立ち寄り入浴では1回1500円だそうです。

まずは一番人気といわれる「かじかの湯」へと向かいます。
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この浴場は岩を自然の雰囲気を壊さぬように組んだ湯船で、蒲田川の渓流を間近に望みながらの入浴が楽しめ、そのまま河原に出ることもできます。
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ワイルド温泉好みの私にとっては一番のお気に入りです。
また、正面には槍ヶ岳が一望できる絶好のロケーションでもあります。

次に私たちが向かったのは、「望槍の釜湯」です。
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ここは大正時代、味噌を作る時に豆をたいていた釜を露天風呂に使用しているとのことです。
入口と釜湯の屋根には苔むした釜の蓋が利用され雰囲気を盛り上げています。
釜の湯船は段差をつけて2か所に設置され、上段の湯船からは槍ヶ岳が一望できる絶好のロケーションです。
周囲がすべて塀で囲われているので、いささか閉鎖的ではありますが、その分安心して入浴が楽しめるともいえるでしょう。

そして最後に入ったのが、「夢をいつまでもの湯」です。
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湯船の中心部分にそそり立つツボのような湯口から、家族やグループでも入浴できそうな八角形の広めのお風呂に温泉が注がれています。
周囲を塀で囲われ、他の浴場に比べると、景色的にはいまいちですが、目の前には林が広がり開放感もありつつ、まとまった人数で入浴できる良さがあると思います。

これだけ立て続けに入ると、さすがに疲れ、夕食までバタンキューでした。

飛騨牛の朴葉味噌焼きをメインとした夕食に舌鼓を打ち、再び部屋で休憩し、寝る前に大岩の大露天風呂に入浴しましたが、夜間の入浴は景色を望むわけでもなく、ウトウトしながら照明に浮き出す幻想的な湯気を眺めた次第です。
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前日早く寝てしまったせいか、翌日は朝早くから目が覚め、内風呂でさっぱりしたのちに、大露天風呂に浸かり、雄大な景色を堪能しつつ入浴を満喫することができました。

朝食後に再度大露天風呂に入り、打ち止めです。
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明日は仕事か、なんて思うともう一泊したくなります。
ここにも外国人の方が見えていて、みなさんここをベースにハイキングなどを楽しみ、そのほとんどは2~3泊連泊するようです。

宿を後にした私たちは「新穂高の湯」に直行し、まだ誰も訪れていない珍しいシチュエーションの中、しばらくの間湯船を独占していました。
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脱衣所の裏に湧き出す野湯にも行きましたが、気のせいか以前よりも湯温が低く感じられ、とても寒い時期は入れたものではないなと思いました。
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しばらくすると、橋の上に人の気配を感じ、間もなくご夫婦連れが入浴してきました。
ご主人は湯船に入るや否や、私に話しかけてこられ、しばらくは温泉談議でしたが、私の日焼け具合を見て安心されたのか、同類と思われたのか、海外のヌーディストビーチ話を熱く語っていらっしゃいました。

たぶん、真っ黒に日(温泉)焼けした私を見て、その筋に近い人種と判断されてのことだと思います。(笑)
何でも、一度カリブのヌーディスト村に行ったらすっかりはまってしまって、毎年行かれているとのこと。
奥様は特に興味もないので、ただ付いていくだけだそうな。
実に明るい旦那さんでした。(笑)

このご夫婦とお会いしたおかげで30分も入浴すれば十分と思っていた新穂高の湯に2時間も入浴してしまい、ますます家に帰るのが嫌になってしまいました。(笑)

その後、奥飛騨を訪れるときになって立ち寄らずにはいられない、「某野湯」に立ち寄り、今年の状況をチェックして入浴いたします。
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しばらく誰も訪れていないらしく、崖を降りる時につかむロープもなくなり、湧出ポイントは苔で覆われてヌルヌルし、足を踏み入れるとドブ臭ささえ感じられますが、適温でなるべく澄んだところを狙って入浴いたしました。
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40度以上の湯温の中、いわゆる温泉虫がいて、生命力の強さに感動です。
あまり気持ちのいいものではありませんが、野湯マニアは入らずにはいられないんだよな~。



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